栄養学について
松本は栄養学のことに関しては、食のピラミッドという、タンパク質・炭水化物といった食べ物の要素を紹介しただけであって、どれを食べればよいという指導は一切しなかった。むしろそのような指導をすることが摂食障害に悪影響を及ぼすと考えており、カロリーなどの数字にとらわれない食事を推奨している。
第5回目の公演は原宿カウンセリングセンター所長、臨床心理士の信田さよ子によるものだ。この回は家族について語られている。母子関係に焦点を当てているが、その前に現在の日本における摂食障害のとらえ方の問題について言及している。つまり、日本の医療現場ではまだまだアディクションとしての摂食障害と考える人はごく一部であるということだ。摂食障害者はリストカットをする人も多く、どちらも20年間であっという間に広がったという。
摂食障害はジェンダーとも非常に密接に絡む面を持つ。しかしこの場合これは本人の問題である。