過食の問題について

3つめは過食をやめる努力をするべきか、あるいはそのまま自然に任せるべきか。これに対しては、援助者は当事者の過食をやめさせることはできないし、実際にやめられないだろうと言っている。むしろ自分の中の苦しみを、自分で解決して偉いとほめてあげる必要があると主張している。

4つめは「そもそも過食とは一体なんなのか、何のために過食をするのか。」という問。松本によると、摂食障害は代償行為で、自分自身は現実逃避であったと述べている。当事者は「このままじゃいけない。何とかしなくちゃ、何とかしなくちゃ」と思っている。向上心はあるものの、自分に対する自己評価がとても低いので、自己肯定感を持てるように、家族の価値観、考え方を洗いなおす必要があると述べている。

5つめは「私(松本)はどうやって摂食障害から回復したのか」というもの。松本ははっきりと回復した原因はわからないが、「自分との折り合いがつけるようになった」と述べている。そして10人には10人の回復の仕方があると主張している。